岡田晴恵教授の研究テーマとプロフィール

 コロナウイルス の問題が大きく取り上げられた1月下旬から、感染症の専門家と称する先生方が多くテレビ出演しています。同じ専門家でも、政府の対応に疑問を持つ人がいれば、中には政府を援護する人もいて、意見は様々。
 そんな数多い「専門家」の中で、ひときわ存在感があるのが、「岡田晴恵先生」です。正直言いますと、最初は「なんか、おばちゃんが出て喋ってるな。」くらいの気持ちで見ていましたが、ある日を境にその人物評が一変してしまいました。


2月28日 モーニングショーでの告発

岡田晴恵先生が2月28日の「モーニングショー」で話したことに衝撃を受けました。新型コロナウイルスのPCR検査の件数が伸びない件について語った内容がすごいんです。

 PCR検査の費用を保険の対象とするという話が政府から出てきて、これで医者の判断ですぐに検査ができると思った人も少なくありません。しかし、岡田晴恵先生は「クリニックから直接(検査できるか)ということについては、『ちょっと待ってくれと』と複数の政治家から言われています」と番組で明かしたのです。
 また、岡田晴恵先生は、次のようにも語っています。
「日本でPCR検査が進まない理由は、オリンピック前に汚染国のイメージをつけたくないという大きな力が働いているのではないかと考え、政治家にぶつけたところ、「そんなことのために数字をごまかすほど、肝の据わった官僚はいない」と言われ、「これはテリトリー争いなんだ。このデータはすごく貴重で、地方衛生研究所からあがってきたデータは、全部、国立感染研究所が掌握しており、このデータは自分で持っていたいと言っている感染研OBがいる」と説明されました。」

これは、すごい内部告発ですよね。

「論文がどうだ、業績がどうだということよりも、人命をとるもともとの感染研の方針に返っていただきたい。一部のOBのせいで人命にかかわってくるのは怖いことです。現場の人間が悪いわけじゃありません。感染研の人間も衛生研の人間も疲弊しています」
 この言葉を絞り出した時には、もう涙うるうるの状態で、かなりの覚悟を持って話して下さったのだと思いました。

こんな人がいてくれるって、大切なことです。岡田晴恵先生を潰してはならないと、一般人の私も決意しましたよ。

岡田晴恵先生のプロフィール

1963年生まれですから、現在57歳でしょうか。大学以降の主な経歴はこうなっています。1

共立薬科大学大学院  薬学修士
順天堂大学大学院医学研究科後期中退  医学博士
ドイツマールブルク大学医学部 ウイルス学研究所留学
厚生労働省国立感染症研究所 ウイルス第三部研究員
(社)日経連21世紀政策研究所 シニア・アソシエイト
白鴎大学教育学部 特任教授

順天堂大学は、中退なのですね。きっと落第したわけでなく、卒業を待たずにマールブルグ大学に留学したということでしょう。お医者さんは基本ドイツ語できると聞いてますが、マールブルグ大学に留学しているわけですから、本当の意味でドイツ語ペラペラであることが想像できます。

日本公衆衛生学会
日本ペンクラブ
日本児童文学者協会

なんと、児童文学者協会にも加盟しています。感染症についてわかりやすい児童向けのお話を書いたりしているという話です。自分の専門を広く役立てたいという気持ちの現れなのでしょう。

岡田晴恵先生の研究テーマ

岡田晴恵先生の、大学のプロフィールから、こんな文章を見つけました。

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ここ半世紀、世界人口は激増、人口密度も過密となった。さらに、高速大量輸送時代に突入し、過去には風土病で留まって感染症も、SARSの例にあるように瞬く間にパンデミック(世界的大流行)となる場合もある。このような新興再興感染症の出現にどう対応するのか。被害を最小限度にとどめるための政策を具体的対策を研究し、立案提言している。
 感染症をテーマにした絵本や小説を創作し、また、それを一歩進めて、その読み書きせや映像化などを通して、感染症の理解を効率よく正確に広めることを思考し、研究、実践している。
 「学校の感染症対策」について、具体的に教育現場で実践できる行動計画の作成を行っている。また、学校感染症への理解を持ち、適切な対応をとれる教師を目指した健康教育プログラムを考えている。

白鴎大学HP

岡田晴恵先生を応援しよう

 番組ですごい告発をしてしまった岡田晴恵先生に対し、政府や感染研からクレームや圧力がかかったという情報はありません。おそらく「聞かなかったこと」にする作戦なのだと思います。それはそれで良い(いや、ほんとは良くない!)のですが、もし、変な圧力がかかったら、ぜひそれも告発して欲しいなあと願っています。一般市民の立ち上がる時です!(なんちゃって・・)
 番組では、一生懸命話をする姿や、そのファッションにも注目が集まり、人気も急上昇中の岡田晴恵先生をみんなで応援しましょう。

 でも、早くこの問題が収束して、テレビに岡田先生の姿が見られなくなることが、一番良いことではありますが。

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