「東京原発」役所広司主演の、今だから見ておきたい映画

みなさんは、東京に原発を誘致することに賛成ですか?

あらすじ

突然、会議に招集された東京都の幹部職員たち。そこで天馬東京都知事(役所広司)から東京に原発を誘致しよういう驚愕の計画を聞かされる。幹部職員たちは困惑しながらも、徐々に喧々諤々の議論が交わされていく。果たして都知事の単なる思いつきなのか。
そんな中、極秘裏にプルトニウム燃料を載せたトラックがお台場から福井に向けて輸送されようとしていた。

2011年の東日本大震災。福島原発の事故は、7年経った今でもその爪痕を残しています。懸命な復旧作業も行われていますが、完全に解決するまであと何年かかるかわかりません。そもそも、現段階で解決策が見いだせていないのですから。

そんな状況の中で「東京原発」を持ち出すのは不謹慎かもしれませんが、一度は見ておいて損はない作品です。

現在は東日本大震災から7年ですが、この映画の公開は、震災の7年前である2004年です。日本国中が原発事故なんて考えていなかった時期に、こんな映画が作られていたのですね。監督の山川元さん、見事です。

いや、震災前だから作れたのでしょう。今ならリアルすぎてとても作れません。

主なキャスト・スタッフ

真面目に演じてもユーモアを加持させる面々。

主演の役所広司さん。東京都知事を熱演です。この方、やや前のめりだけどまっすぐな人間を演じたら、右に出る人はいませんね。

副知事役は段田安則さん。正義感あふれる発言と行動、かっこいいです。こんな人が政治家なら、講演会に入ってもいいくらい。(※私は基本ノンポリです。)

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東大教授役の綾田俊樹さんが、静かだけど淡々としてていい味出してます。教授の語る原子力の話は、少々大げさな部分もありますが、現在の原子力政策の欠点を見事に説明しています。

産業労働局長は平田満さん。ありとあらゆる切り抜きとメモを駆使し、疑問に答える優秀なオタク。この人が出てくると、なぜか微笑んでしまいます。

監督について

山川元

山形県出身なんですね。ちなみに山形県に原発はありません。

助監督として「ミンボーの女」(伊丹十三)「Shall we ダンス?」(周防正行)も手掛けているんだ。そういえば「東京原発」も、じわじわくるユーモアがあります。

監督としては

唐獅子姉御」卓球温泉」「ふたりエッチ」「黄昏流星群 同窓会星団」

そしてこの「東京原発」ということですが、作品は少ないですね。

「卓球温泉」は、松坂慶子主演で話題にもなりましたが、他の作品はややマイナーな感じです。(題名にそそられるものもありますが・・)

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