すしざんまいが、初競りで負けるとは
木村社長が競りに負けた!?そんなことがあるのだろうかとニュースをチェックすると、確かにそう書いてある。
「最高額は405キロのクロマグロで3645万円。」
勝ったのは誰だ?
落札したのは「やま幸」という仲卸業者。
実際に買い取るのは「おのでら」というすし店らしい。
きっと、回らない鮨だな。
写真は公式ホームページより
やっぱりそうだ。
おお、世界7都市に11店舗。なかなか頑張ってる店だな。
鮨だけでなく、鉄板焼きや天ぷら店もあるのね。
食べログで3.86というのも、まずますの数値。
なになに、「旬のおまかせコース」25000円~
値段もてごろだ。よし、行ってみるか・・・
(ごめんなさい。思いっきり背伸びしましたっ。)
あれ、実は負けてなかったすしざんまい
実は、最高額のクロマグロは「1番マグロ」ではなく「3番マグロ」なんだって。
「1番マグロ」は190キロのクロマグロで、こちらは3040万円。
キロ当たりの値段はこちらが上なので「1番」になるそうです。
順位は、総重量や購入額ではなくキロ単価であった。
この基準で見ると、すしざんまいの木村社長は、「1番マグロ」「2番マグロ」の上位2つを競り落としたことになります。
「すしざんまい負けた。」というのは、過去6年間続いた「最高額落札」を譲ったということなのでした。
「築地最後の競りで1番と2番を取れて良かった。」と、木村社長。
さすがです。しかも、すしざんまいは私たち一般庶民も入れるところが良いですね。
(と言いつつ、「おのでら」が非常に気になっている私。)
すしざんまい 最高落札の歴史
年 | 重量(キロ) | 落札額 |
2007 | 206 | 413万円 |
2012 | 269 | 5649万円 |
2013 | 222 | 1億5540万円 |
2014 | 230 | 736万円 |
2015 | 180 | 451万円 |
2016 | 200 | 1400万円 |
2017 | 212 | 7420万円 |
そして今年は3040万円ね。(最高額じゃないけど)
なんだか、金銭感覚がマヒしてきた。
2014,15年がとてつもなく安い買い物に見える。
でも、ベンツが買える値段ですよね。
私ならマグロ一本よりベンツにします。
ちょっと話題は飛びますが、マグロ漁師って儲かるのかな?
マグロ漁師の平均年収は43万円と書いてありました。(給料BANK)
一等航海士になると50万越え。
漁労長(船長より偉いらしい。)になると100万だって。
もし、個人の漁師が一番マグロを釣り上げて、それが1憶で落札されると、
漁師の取り分は8割くらいあるそうなので、
一発当てれば数千万ということ。
これは、頑張るしかありませんね。
(って、お前がなに頑張るんだよ!?)
再び登場!カナリア諸島に寄港したマグロ漁船(NHKドキュメント72時間)